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口頭

MC-ICP-MS用いた極微量ウラン・プルトニウム同位体比測定における分子イオンによる妨害の定量的評価

富田 純平; 富田 涼平; 鈴木 大輔; 安田 健一郎; 宮本 ユタカ

no journal, , 

保障措置環境試料や地球化学試料の分析では、極微量のウラン(U)やプルトニウム(Pu)を測定する。ICP-MSによる測定では、測定試料中に不純物元素が多量に存在すると、それらがアルゴンや酸素と結合して測定目的の同位体と同質量の分子イオンを形成し、正確な同位体比測定を妨害する。本研究では、正確な保障措置環境試料分析を目的として、MC-ICP-MSを用いた正確な極微量U及びPu同位体比測定に影響を及ぼす分子イオンの同定及びその影響の定量的評価を行った。U同位体については、質量数233でIr、質量数234, 235及び236でPtによる顕著なスペクトル干渉が確認された。これらは、主に$$^{193}$$Ir$$^{40}$$Ar, $$^{194}$$Pt$$^{40}$$Ar, $$^{195}$$Pt$$^{40}$$Ar及び$$^{196}$$Pt$$^{40}$$Arによると考えられる。仮に1 ppbの天然U(IRMM184, $$^{234}$$U/$$^{238}$$U: 5.31$$times$$10$$^{-5}$$)を含む溶液中にPtが0.4ppb含まれているとすると、分子イオンの妨害により約2倍高い$$^{234}$$U/$$^{238}$$U値になると概算される。一方、Pu同位体については、質量数244でPb($$^{204}$$Pb$$^{40}$$Ar)によるスペクトル干渉が確認されたが、その他の元素に由来する明瞭な干渉は確認されなかった。

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